今日もいい天気ですね。
先日、佐賀市のリニューアル工事で旧長崎街道側の事務所を解体していたら帳簿類が出て来たと、工事業者さんが持って来てくれました。
事務所にあった大型の金庫の裏の壁の中から出て来たそうです。
出て来たのは、書類の封筒2つと段ボール箱2個です。
ホコリがすごいので、マスクと手袋をして開けて見ました。
封筒は、醸造用機械メーカーのカタログと酒造組合からの資料でした。
段ボール箱の一つは、酒類売上帳・雇人工銀勘定帳・雑勘定帳・出勤簿などが入っていました。
もう一つの箱は、従業員勤怠簿・出勤簿・酒類売上帳などが入っていました。
外から見える限りでは、大正2年から昭和30年代ぐらいまで幅がありそうです。
これは！と思ったのが「窓乃梅分家塚原酒造場」と表書きされた帳簿です。「枝梅酒造」ではなく「塚原酒造場」が使われています。他の帳簿は「枝梅酒造」が使われているので一番古いものかもしれません。
この帳簿類は若干湿っているのでしばらく陰干しをしてから中を見ていこうと思っています。
昭和27年の出勤簿を少しだけ開いてみると、最初のページには、塚原喜六さんが昭和27年11月23日に死亡されていることが書かれていました。
喜六さんは、「枝梅酒造」の古賀家から塚原家に入られた方で、枝梅酒造の実質的な創業者のようです。
今日15日は、午後から勉強会に行くため、お休みです。
