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1227 旧枝梅酒造
今日は、いい天気です。
昨日、強力な助っ人がふらりと現れ、間も無く工事が入る佐賀市部分の精米所の隣の倉庫に残されていた醸造用の木樽を解体して見たいというのです。
先日、１個だけ運び出した経験から、解体しないととても全部は運び出せないと思ったからです。
最初は、鉄線で作られたタガを下にずらしながら外そうとしていましたが、とても外れそうになかったのでニッパーで切りました。
解体してみると胴の板は竹の釘で止めてあるだけでした。何と底板と胴板は止めた後がありません。タガで止めただけで中の酒が漏れないとは驚きです。
とりあえず昨日は２個を解体しました。
旧枝梅酒造には、この倉庫の他に30個ぐらいの同じような醸造用木樽が残っています。そのほとんどは、北の蔵の二階にあります。北の蔵は老朽化と雨漏りなどで修理が必要な状態で、特に二階の荷重を早く減らす必要があるそうです。