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千代盛の胴ラベル。
とても貴重なラベルです。
明治四十年（1907）、佐賀市久保田で元禄元年（1688）から造り酒屋を営んでいた「窓の梅酒造」の古賀家の三男・古賀虎三郎が塚原家を相続し塚原酒造も相続します。
このラベルには塚原虎三郎の名があります。
醸造元はT.TSUKAHARA.THE BREWER とあることから、虎三郎が養子に入り塚原酒造を相続した時のものと思われます。
しかし、虎三郎はすぐに夭折します。
その後、古賀家の四男・喜六が養子に入り塚原家を相続します。
おそらく枝梅酒造は窓の梅酒造の分家として、この喜六が相続した後、名称変更をしたのかもしれません。